ペルソナ(社会的仮面)~発達障害にもペルソナが

ペルソナとは、社会的な仮面のことです。
心理学的な意味でのペルソナは、人と接する時に用いる表層的な人格のことです。
ですから、普通は仕事場でペルソナを被って自分を守り、家へ帰るとペルソナをはずして、ゆったり素顔の自分になれるということですね。
ペルソナは、防衛的な役割を果たすのですね。仮面を被ることによって、自分の素顔の表情を隠すわけです。
素顔の表情とは、つまり、自分自身の本音のことです。
ところで、あまりにも防衛的な生き方をしている人の中で、仕事場でも家でも、どこでも仮面を被ったままの人もいます。
そんな人は、敵が怖くて素顔になれないのだろうと想像します。
このような強力な仮面は、心理的にだんだん顔の肉と一体化し、仮面が外せないような状態になっているのかも知れません。
また、それは、自分が何者であるのか、そこが分からなくなっている状態でもあると考えます。
自己不確定な自分です。
たぶん、自分が嫌いな人間というのは、このような状態の人でなのかも知れません。
さて、私は過去に、自分が嫌いだった時期があります。
その私が、自分を嫌いだった時の理由に、人と会う時に、いつも顔がニコニコしているということがありました。
別に楽しいこともないのに、人と会うといつも笑顔でニコニコしている自分があったのです。
本当の自分は、イライラしたり気分が落ち込んでいたりしているくせに、顔がいつも作り笑いをしている私がありました。
人に気ばかりを使って、相手に対して迎合やゴマすり・おべっかで、自分の本心を見せない私を続けていました。
私のペルソナが、肉付きのお面のようになってしまっていたのだと思います。
けれど、もうずいぶん前から、そんな自分に嫌気がさしていたのです。
それで、ある時、私は愛想のないブスッとした表情をする練習を始めたのです。
相手にどう思われてもよいから、作り笑いはやめようと決心したのです。
いつもニコニコしている自分をやめる努力をしました。
それで、これをやり始めた時は、「怖い顔だ。」とか、「愛想がない。」とか、「親切でない。」とか、マイナス的な評価が多かったです。
でも、これをやり通したことで、ペルソナとしてのお面を被ったり外したりが、けっこう自由にできるようになりました。
嬉しい時に笑って、悲しい時に泣いて、腹が立ったら怒って、何もない時はボーっとして、表情を自分の心の動きに任せられるようになってきました。
人と会っても、本心で笑顔が出るようになりました。自由になりました。
さて、ペルソナの問題は、解決しようと思ったら、案外できるものであると思っているのです。
また私は、発達障害にも社会的適応のためにのペルソナがあって、そこの不要な部分が外れると人格の一部が変容すると思っています。
二次障害の部分のことです。
ペルソナが外れたからといって、発達障害がなくなることはあり得ません。
でも、うまくゆけば生きることが気分的に楽になってくるのではないかと思っています。
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| カウンセリング | 08:11 PM | comments (6) | trackback (0) |
コメント一覧
- kyoto | EMAIL | URL | 2008/07/04 11:58 PM | tinLQHnE
- kyoto | EMAIL | URL | 2008/07/04 11:52 PM | tinLQHnE
- kyoto | EMAIL | URL | 2008/07/04 11:47 PM | tinLQHnE
- ふちゃお | EMAIL | URL | 2008/07/04 11:03 PM | x/hhLqHc
- なつ | EMAIL | URL | 2008/07/04 10:29 PM | S.uPKc9Q
- aqua | EMAIL | URL | 2008/07/04 10:18 PM | i7CSZmb.




