
「貧すれば鈍す」とは、貧乏するとよい判断ができなくなり、うまい考えも浮ばなくなるという意味です。
発達障害は、その障害のために就職がうまくゆかず、精神的にも金銭的に困っている人が多いです。
でも、私はこの貧する状態が、発達障害の本来の姿だと思っていません。
不況など社会の経済状態の影響をもろに受けた発達障害が、仕方なしに貧していると思っているのです。
本当の発達障害の姿は、もっと感性豊かで心の懐も深いと思っています。
さて、今回は、発達障害の「貧すれば鈍す」について記事にします。
私も大学卒業後、就職ができず、経済的にものすごく困る生活を送っていました。
定職がないというのは、世間的にも恥ずかしいものです。
また、家族などのまわりの者からは、働く気がないように受け取られ、不本意な気持ちになってつらいところがあります。
好き好んで無職をやっているわけでないのですが、そこはなかなか理解してもらえません。
このような生活を何年もやっていると、落ちぶれて自尊感情も薄れていき、だんだん恥ずかしいとも思わなくなってきます。
これは私のことなのですが、現状の惨めさと未来への希望の無さから、人格まで変わってしまうようなところがあるのです。
どうして自分だけ、このような惨めな思いをしなければならないのかと思うと、腹が立ってきます。
のうのうとうまくやっている連中を見ると、そいつらの幸せをぶっ潰してしまいたくなる感情も起きるのです。
さて、ここが大事なところです。
極端な話ですが、これを実行すると、秋葉原の事件みたいになってしまうのですね。
ですから、発達障害は「武士は食わねど高楊枝」(貧しくても、清貧や体面を重んじる)で、プライドを持って生活をして欲しいものです。
お金が無いのは仕方のないことですが、精神面まで貧乏にならないようにしたいものです。
さて、私は発達障害に高い能力があって、プライドの高い存在だと認識しています。
就職がうまくゆかず、経済的にも苦しい現実があると思います。
でも、そこは踏ん張って、根気強く職探しをして、未来を拓いて欲しいと願っているのです。
私は、とにかくアルバイトなどで自分を食いつなぎながら、やっと就職をしました。
定職に就くと、また、そこでいろいろな問題が起きました。
どうしても、対人関係がうまくゆかないのですね。
でも、プライドだけはしっかりと持つようにして、今日まできています。
私は出世もできず、自分でも情けなく感じるところもあるのですが、こうして毎日を平和に過ごせることに十分に感謝しています。
さて、現在の不況の経済状況での発達障害は、お金が無くつらいものがあります。
でも、発達障害は、本来の気品高い教養人として生きて欲しいと思っているのです。
これは、発達障害の方に対する私の願いです。
ランキングに参加しています。クリックでの応援をよろしく。プチっとひと押しお願いします。
→
お知らせ
2月4日(木)・より、家族限定ですが大阪で、発達障害家族グループワークが始まります。
大阪の阪急梅田駅の近くの交通便利な会場です。大阪方面の方の家族の参加をお待ちしています。
ホームページが新しくなり、読みやすくなりました。新年以降のいろいろな情報が載っていますので必見です。
kyotoの記事を編者が選りすぐって作った冊子が出来ました。「当事者に向けて」や「家族に向けて」、「生い立ち編」など4冊があります。
この冊子は、グループワーク会場で販売しています。通信販売につきましては、手続き等が整い次第開始いたします。