
今回は、社会の発達障害への理解について記事にします。
私は、社会の発達障害への理解に教育が鍵になると考えています。
さて、20年程前までは、自閉症の原因が親の育て方の問題があると思われていました。
世界中で、そのように誤解されてきたのです。
ですから日本でも、自閉症に対して心理的な治療が有効であると考えられていました。
しかし近年、自閉症が心理的な問題ではなく、脳の機能的な障害であることが分かり、心理的な問題でないと明確になりました。
そのことにより、自閉症の子どもを持つ親は、自分たちの育て方の悪さでなかったことで、救われた思いになったことでしょう。
さて、現在は発達障害と言われる自閉症系のアスペルガーなどの障害が問題になっています。
ところが、残念ながら発達障害が脳の機能障害であるのにもかかわらず、社会では発達障害に対しての誤解があります。
発達障害の不適応の原因が、未だに「やる気がない」とか、「わがままだ」と考えられているところです。
要するに、社会ではまだ、発達障害の原因を、心理的な問題だと誤解されたままでなのです。
どうして、このようなことになっているのかというと、現在の学校教育でも発達障害の不適応を、子どもの我がままであると捉えている教師がいるのですね。
これは、現在でも自閉症などの発達障害の特別支援学級を、情緒障害学級という名称であるところにも表れています。
情緒障害とは、環境の悪さなどの原因による情緒の障害のことです。
自閉症が環境の原因でないことが明らかになっているのに、未だに情緒障害という言葉が正式な名称として使われているわけです。
私は、教師に自閉症などの発達障害への理解ができない原因のひとつに、情緒障害という言葉が使われているからであると思っています。
学校教育が、この程度の理解で、社会での発達障害への理解が進むはずがないと思っているのです。
教師が昔の考え方のままというか、発達障害への理解不足の状態のままなのですね。
さて、私は学校教育(教師)の発達障害の見方や考え方が変わってこそ、社会の意識も変革されてくるものだと考えます。
誤解の起きないようにしたいのですが、
教師のすべてが発達障害への理解がないとは思っていません。
しかし、発達障害に対して、未だに昔の情緒障害のままの考え方でいる教師がいることを指摘しているのです。
発達障害の理解の難しさは、障害が「我がまま」と見えるところにあります。
でも、「我がまま」と見えていても、実はそこが障害であるということに気付いて欲しいですね。
教師ですら「我がまま」と捉えるぐらいですから、社会で発達障害を正しく理解してもらうのは、至難の業です。
さて、私は社会での発達障害への理解が進むことを願っています。
そのためには、まず学校教育(教師)が、おのれの偏見に気付いて正しく認識していくことこそ、大事なことだと思っています。
私は社会の発達障害の理解が進み、就職や就労の問題が解決していくように願っています。
学校の先生は、発達障害のためにがんばってくださいね。
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お知らせ
2月の「発達障害当事者グループワーク」は、2月13日(土)午後1時~5時 京都JA会館5階505で行います。
参加は当事者に限りますが、障害の診断の有無は問いません。
新年2月より、家族限定ですが大阪で、発達障害家族グループワークが始まります。
大阪の阪急梅田駅の近くの交通便利な会場です。大阪方面の方の家族の参加をお待ちしています。
ホームページが新しくなり、読みやすくなりました。新年以降のいろいろな情報が載っていますので必見です。
kyotoの記事を選りすぐった冊子が出来ました。「当事者に向けて」や「家族に向けて」、「生い立ち編」など4冊があります。
この冊子は、グループワーク会場で販売しています。通信販売につきましては、手続き等が整い次第開始します。