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kyoto: NPO団体 京都ハートネットワーク スーパーバイザー  臨床発達心理士 ・ 上級教育カウンセラー                                                               京都市内で発達障害当事者グループワーク・SST  発達障害家族グループワークで支援をやっています。                                                                                                                         悪意のあるコメントは即刻に削除します。



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つらく苦しい人ほど愛情深い~発達障害の思いやり

author:kyoto2010/01/26 Tuesday

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つらい苦しい思いを経験した人は、他者への思いやりがあります。

その意味で、発達障害は他者への優しく思いやりがある人が多いのです。

実際に、私が知っているほとんどの発達障害は、定型発達以上の思いやりがある方が多いのです。

そのところで今回は、発達障害の思いやりについて記事にします。

さて、テレビなどの報道では、何か事件があると犯人が発達障害で、否定的なニュアンスで、その異常さから事件が起きたように伝えられることがあります。

すべての発達障害が、このような異常な行動をとるわけでないのです。

ですが、報道は発達障害の一部である病的な異常さを取り上げます。

私は異常な行動をとる発達障害と、健全な行動をとる発達障害との差は、ほんのわずかだと考えています。

発達障害の異常も健全も、紙一重だろうと思っているのです。

そんなところで、私は発達障害が肯定的に、「思いやりがある優しい人たち」であると、社会的から認められる存在になって欲しいのです。

その思いから、私は発達障害の当事者グループワークや家族グループワーク、ソーシャルスキル・トレーニングをやっています。

発達障害当事者が自己否定の状態から抜け出し、健全な社会参加ができる全人格的な成長発達をしていくことを願って活動をしているのです。

ですから、私がやるグループワークは、精神的に健康なものを目指しています。

他者や自分も信じ、社会を信じて、健康な未来社会を作っていく発達障害の像を大事にしているのです。

私はグループワークやSSTで、発達障害の健康な精神の部分に、働きかけ語りかけているのです。

さて、私も若い頃は、人間不信で自己否定で、社会を恨み他人を妬み、暗い人間でした。

どうにもならない閉塞感から、やけくそ気味で、破壊的なことばかり考えていたことがあります。

ですから、反社会的・非社会的行動をとる発達障害を非難する資格はないかも知れません。

でも、私は言いたいのです。

そのような生き方をしていても、人生はつらいだけです。

何にもよいことは起こりません。

むしろ、まわりから嫌われて、やがては誰からも相手をしてもらえなくなります。

過去、私はそのような状態になっていたことがあるのです。

さて、発達障害に限らず、人間は自分の未来を自分で決めることができます。

どんな人間になりたいかということです。

まわりから嫌われる人間でいるのか、それとも、思いやりがある他者から信頼される人間になるのか。

そこの決定は、自分の責任であるわけです。

そのようなところで、つらい苦しい経験をしてきた人も、優しくて思いやりのある人間になりたいものです。

私は、発達障害のほとんどが、優しくて親切な存在であると世間に知って欲しいのです。

また、グループワークやSSTに参加することで、人の温かみを感じて知り、優しくて思いやりのある発達障害になっていって欲しいと願って、私はがんばっています。

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お知らせ
新年2月より、家族限定ですが大阪で、
発達障害家族グループワークが始まります。
大阪の阪急梅田駅の近くの交通便利な会場です。大阪方面の方の家族の参加をお待ちしています。

ホームページが新しくなり、読みやすくなりました。新年以降のいろいろな情報が載っていますので必見です。

kyotoの記事を編者が選りすぐって作った冊子が出来ました。「当事者に向けて」や「家族に向けて」、「生い立ち編」など4冊があります。
この冊子は、グループワーク会場で販売しています。通信販売につきましては、手続き等が整い次第開始いたします。

|http://www.hozugawa.net/kyoto/index.php?e=1529||発達障害|08:50 PM|comments (16)trackback (0)

コメント

こんにちは。

苦労というのは人間を紙一重のタイミングで
変えてしまうものだと思っていますが、
やはり対人関係で苦労すれば
他人に優しくしようと思うんだろうと感じます。

勿論全員が全員といいませんし、
場合により悪いほうに向くのは事実ですが。

中国に住んでいる時、
随分とやさしくしてくれた人がいれば、
随分と冷たくしてくれた人もいました。

中国人が変わったというと例の文化大革命で、
あれ以来人間不信から抜け出せない中国人は
山のようにいます。

しかし苦しいから優しくなったという人がいるのも
僕は確実なんだと思います。

僕も自分の苦労を悪い方向に向けず
活かせたらななんて思ってます。

|junseok|EMAIL|URL|2010/01/27 07:51 AM|r2EqbiiA|

発達障害に関することだけでなく、マスコミは物事の一部のみを切り取り、過剰なまでの演出をしがちに思います。

私も、以上と健全は紙一重だと思います。
特に、発達障害の場合、周囲の無理解や誤った支援で事態が悪化します。
犯罪はもちろん許されることではないのですが、その背景まで深く追求している報道はほとんどないと思います。

>さて、私も若い頃は、人間不信で自己否定で、社会を恨み他人を妬み、暗い人間でした。

私も、まさしくこの通りでした。
何もいいことはなく、むしろ悪化するばかりでした。
気付き、変えられるのは自分だけです。
これからは、誰かの支えになることができたら、と思います。

|はらぺこるい|EMAIL|URL|2010/01/27 12:22 PM|eTQQxNdo|

今日は、kyotoさんのコメントの細部にだけスポットを当てて、コメントします。主題とは関係のないレスです。

>テレビなどの報道では、何か事件があると犯人が発達障害で、否定的なニュアンスで、その異常さから事件が起きたように伝えられることがあります。

日曜の講演会は、元家裁の調査員(例えば少年相手なら、裁判所に送るのか、保護観察をするのか、少年院に入れるのか・・・その為の調査をする人)を20年以上勤めて、今、教授になってらっしゃる方のものでした。

そこで言われていたのは、発達の犯罪の異常性が、決して人格的な異常性から来るものではなく、彼らの認知パターンや物事の解釈の違い(定型との)、もしくは尋問・質問のまずさから、引き出した供述を誤って解釈されていることに、原因があることが多いと言うものです。

例えば、発達の下着盗難常習者にあったケースで、パンティーならそれのみに収集が絞られ、あたかも昆虫をコレクションするように、収集記録などが整理されていたりすることがあるそうです。それを使って性的に興奮したり、利用した形跡がなく、単にモノとして、形や色にこだわって収集していたようです。

ただ、この尋問の初期に、「なんで、こんなにあっちこっちの被害者から盗ったのか?」と聞かれたときに、被疑者は「下着なら誰のでも良かった」と答え、これが報道で、「無差別的に女性下着を狙った悪質犯行!」となったそうです。

もうお分かりだと思うのですが、この真実は「僕はその下着を履いている女性には興味はなく、単に下着に興味があるだけです。だから、誰のでも良かったのですよ」と彼は言いたかったわけです。それが完全に誤解されて伝わっているのです。

講師は「恐らく被疑者は、こう供述すると、どう判断されてしまうか・・・それも想像できなかったのだろう。だから、自分に有利になるように証言が出来なかったのだ。」と言ってました。

たまたま、この講師が調査員であった為、前半に書いたような被疑者の真実にたどり着いたわけですが、世間にはこんな調査員や刑事・検事はまだほとんどいないでしょう。

発達による犯行の問題点もさることながら、犯罪捜査の問題点も大変多いのだというお話でした。

裁判員制度の運用開始で、今後はもっとこういったことに配慮した尋問や裁判の進行も必要だと思わされました。

|かなと|EMAIL|URL|2010/01/27 12:24 PM|pBqQM9OM|

定型発達で怠惰に育ってしまった息子は、父子生活で
発達障害を抱えた父親である私が苦労するのを見ても、
「思いやり」の感覚を養うことができないのかな

|yamada|EMAIL|URL|2010/01/27 03:38 PM|XwxCuKrk|

私も発達障害の異常な部分がかなり目立ってしまいます。精神的な面もあるでしょうが。

けど私は何をすれば発達障害の健康的な面が広がっていくかわからないです。

そのために人につくせばこれは利己主義になると思いますしね。

|ガッキー|EMAIL|URL|2010/01/27 06:25 PM|kHWhq6xI|

そうですね。確かに、私の

|トコルナ|EMAIL|URL|2010/01/27 06:34 PM|RZsjitH.|

そうですね。確かに、私の発達障害者仲間は、本当に優しく思いやりのある人達ですよ。それを世間の人達にも、知ってほしいと思っています。

|トコルナ|EMAIL|URL|2010/01/27 06:36 PM|RZsjitH.|

こんばんは。今回の記事を読んで…発達障害を持つ人が悪い事をすると…マスコミは、いかにもその人達全員を「悪者」扱いしている様な言い方をします…いくら「言論の自由」「表\現の自由」等があるとは言え、誤った「認識」「情報」を流すのは良くありません…その為に「誤解」や「偏見」で辛い思いや苦しい思いをしている人達がいます…十\分に「真偽」を確認してから報道等をして欲しいなぁと思います。
ところで、発達障害を持つ人達の事を「空気が読めない」「気遣いが出来ない」「思いやりがない」等と言うけれど…以前は、「そうなのか」と思っていたけれど…今は、主にKyotoさんのブログや皆さんのコメントを読んでいるので…完璧とまではいかないけれど…その考えは薄くなりつつあります。
私自身、過去の出来事が原因で未だに「人間不信」があるけれど…やはり、人に好かれながら生活したいです。人に嫌われながらの人生を送る事は、むちゃくちゃ悲しいし惨めやなぁと思います。

|餅|EMAIL|URL|2010/01/27 07:33 PM|hpdrLgHM|

junseok様
>しかし苦しいから優しくなったという人がいるのも
僕は確実なんだと思います。
僕も自分の苦労を悪い方向に向けず、活かせたらななんて思ってます。

junseokさんなんて、思い切り優しいですものね。
そのように、いつも思っています。

ありがとうございます。

|kyoto|EMAIL|URL|2010/01/27 11:17 PM|tinLQHnE|

はらぺこるい様
>私も、まさしくこの通りでした。
何もいいことはなく、むしろ悪化するばかりでした。
気付き、変えられるのは自分だけです。
これからは、誰かの支えになることができたら、と思います。

この問題を通り越えたら、優しくなれるのでしょうね。

また、NPOの活動の仕事を手伝ってくださいね。

ありがとうございます。

|kyoto|EMAIL|URL|2010/01/27 11:19 PM|tinLQHnE|

かなと様
>講師は「恐らく被疑者は、こう供述すると、どう判断されてしまうか・・・それも想像できなかったのだろう。だから、自分に有利になるように証言が出来なかったのだ。」と言ってました。

発達障害が、このような犯罪に関与してしまうこと自体に、私は危惧を感じるのです。
発達障害に常識も理解できない人がいることにです。
これは決して発達障害の障害の問題でなく、発達生涯であるために起きた二次障害のようなものであると思っています。

私はSSTのグループをやりたいのは、もし世間の常識を分かっていない人がいたら、SSTの中で、その常識が理解できるようにしていきたいと思っているのです。

ありがとうございます。

|kyoto|EMAIL|URL|2010/01/27 11:26 PM|tinLQHnE|

yamada様
>発達障害を抱えた父親である私が苦労するのを見ても、
「思いやり」の感覚を養うことができないのかな

そんなことはないと思います。
言葉に出して言わないかも知れませんが、思いやりは育っていると思います。

でも、それが不足しているならば、教育がやらなければならないところだと思います。

ありがとうございます。

|kyoto|EMAIL|URL|2010/01/27 11:28 PM|tinLQHnE|

ガッキー様
>けど私は何をすれば発達障害の健康的な面が広がっていくかわからないです。
そのために人につくせばこれは利己主義になると思いますしね。

先日のSSTの時に話をしたように、自分もOK、相手もOKとなるようにすることです。
今、ガッキーさんが気をつけておられるのではありませんか。

ありがとうございます。

|kyoto|EMAIL|URL|2010/01/27 11:31 PM|tinLQHnE|

トコルナ様
>私の発達障害者仲間は、本当に優しく思いやりのある人達ですよ。それを世間の人達にも、知ってほしいと思っています。

そうでしょう。
そうなのです。
ですが、一部まだ自己中の方もおられるのも事実です。
精神的に幼いのだと思います。
その方たちも、成長して頂いて、他社のことが考えられる優しい発達障害になって欲しいと思っています。

ありがとうございます。

|kyoto|EMAIL|URL|2010/01/27 11:34 PM|tinLQHnE|

餅様
>私自身、過去の出来事が原因で未だに「人間不信」があるけれど…やはり、人に好かれながら生活したいです。人に嫌われながらの人生を送る事は、むちゃくちゃ悲しいし惨めやなぁと思います。

そのように思われているということは、もうかなり思いやりのある優しい人になっていると思います。
私にとって、うれしい言葉でした。

ありがとうございます。

|kyoto|EMAIL|URL|2010/01/27 11:36 PM|tinLQHnE|

お返事ありがとうございます。
家内は、私の子供に対する叱咤を受け容れない雰囲気を醸成した挙げ句、みだりに子供を置いたまま家を離れてしまうので、家に残された父子間では不協和音が深刻です。
このため、私が大変頭を抱えている旨は、日頃から子供の学校カウンセラー等に話を持ちかけています。
息子は、おやつと即席めんの食生活で、糖尿病になってからでないと、自覚できないかも知れません。

|yamada|EMAIL|URL|2010/01/28 01:29 PM|XwxCuKrk|

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