
今回は、負のスパイラル(連鎖)ということで、発達障害の受難について記事にします。
先日のニュースで、小1の子どもが、若い両親から虐待を受けて死ぬ事件がありました。
この事件の概略です。(この子が発達障害であったのかどうかは分かりませんが)
学校は、子どもが虐待を受けていることを知っていて、事件の10日ほど前に継父と実母の両親に会って、虐待をしないように説得をしたそうです。
その後、子どもが学校へ10日あまりも登校せず、このような事件が起きたようなのです。
私は学校が両親に、説得のようなことをしたことが、事件の引き金になっているのでないかと感じました。
親にすれば、「お前がいらんことを言うから、恥をかいた。」と激怒して、虐待がエスカレートして事件が起きたように思うのです。
また、10日あまりも登校しない状態なのに、教師はどうして放っておいたのか、そこの理解できません。
学校は、教師が親を責めるから、腹を立てた親が腹いせに子どもを責めていると考えなかったのでしょうか。
教師の感受性の鈍さというものを感じます。
さて、ここからは私の家で起きた話です。
息子が中学校の時、担任が頻繁に息子の苦情を言ってきました。
確かに、息子に問題があるのは間違いないのです。
でも、学校の出来事を家庭に苦情として言ってこられても、親としてはどうしようもありません。
まして、発達障害の疑いがある息子なのですから、親が叱ることなどほとんど役に立たないことぐらい分かっているはずです。
ところが教師は何回も何回も、しつこく息子の苦情を言ってきたのです。
「家庭でどうにかしろ」ということなのでしょうが、そんなことは不可能です。
親としてやれることは、息子を諭すことなのです。
それは、これまでにやってきていることであり、それ以上のことだとすれば、叱り倒すことしかなくなってきます。
それでも、あまり教師がうるさいので、息子をきつく叱ったこともあります。
しかし、発達障害の問題に叱り倒すことなどの方法が役に立つはずがありません。
結局、親子の信頼関係を壊すぐらいのことしか結果は出ませんでした。
息子は、学校で叱られ、家で叱られ、自尊心がズタズタになったと思います。暗い顔をしていました。
私だって、叱りたくなかったのですが、あまりに教師からうるさく言われるとイライラしてきてきます。
それで、息子を叱り倒しました。
でも、こんなやり方は間違っていると思って、家で叱るのを止めました。
その後、相変わらず教師は苦情を言ってきましたが、適当に相手をするようにしました。
そしたら教師から、「無責任な親」ということで烙印を押されてしまいました。
その後、息子は教室から完全に追い出されて、授業を受けさせてもらえず、倉庫みたいな部屋で2年近く過ごすことになってしまいました。
さて、究極的に問題は何であったのか、そこが大事なところです。
教師は、本当に息子を何とかしてやりたいと思っていたのか。
それとも、教師は息子の問題行動にイライラして、家庭に苦情を言うことでストレスの発散をしたかったのか。
私は、後者の方だったのではないかと思っています。責任転換ですね。
私は教師に、息子への愛情が感じられません。
さて、学校での問題を、家庭の問題として親に持っていくと、親はイライラします。
そして、子どもにやるのは叱り倒すことになります。
教師には、その負のスパイラルのことを考えて、そこに配慮した行動が必要になります。
さて、話を戻して、今回の事件では、そこの配慮がなかったために起きたものでないかと思っています。
教師の説教に腹を立てた親は、わけの分からない腹立ちから、子どもを折檻したように思っています。
さて、うちの息子ですが、中3になって担任教師が替わったことをきっかけに、教室へ戻って学習するようになりました。
高校・大学と進学して、今春から大学4回生です。
中学の時に教師から言われていたような、とんでもない問題は起きず、順調に成長しています。
来年は大学院の受験です。
息子は、自分も大学で教師になって、発達障害などで困っている学生の支援をしていきたいと考えているようです。
息子のことを考えると、教師と子ども、どちらの方が正しいのか、分からないと思ってしまう話です。
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