
先日のコメントで、発達障害には『確固たる自分の意見』というものが無いと書かれた方がいます。
自分の意志がはっきり出せないというか、自分があやふやなところで生活しているということですね。
さて、発達障害は認知の弱さがあるために、どうしても新しい場面など、どうしたらよいのか分からなくなってしまいます。
そこで、子どもの頃から、誰かを頼ったりすることが多くなり、依存的な生き方になってしまうのですね。
自分の意識していないところで、自分の意見が言えないような状態になってしまうのです。
でも、それは発達障害の特性のためであり、本人の責任ではありません。
決して、意志が弱いとか努力が足りないとか、そのような個人の責任にしないで欲しいところです。
そのようなところで、今回は、『確固たる自分の意見』を持つために、どうしたらよいかについて、私の考えを記事にします。
私は、このような発達障害の方に必要なものとして、自分の姿を映す鏡のようなものが必要だと考えています。
分かりやすく言うと、自分とよく似た特性を持つ仲のよい友人を作ることです。
つまり、発達障害の友人の姿を通して、自分の発達障害の問題に気付いていくことが大事だと思うのです。
発達障害は、自分の「場の空気が読めないところ」や「相手の心に気づいていないところ」を自覚するのがが難しいのです。
自覚できないところも、発達障害の障害特性の部分です。
ですが、自分でない他者の行動の「場の空気が読めないところ」や「相手の心に気づいていないところ」については、気付くことが可能なのです。
他者のことなら客観的であり、自分のことでないので、見えてくるのです。
ですから、身近な発達障害の方を観察することで、自分の問題に気づいていけることになります。
発達障害の友人が、自分の鏡になって、自分の姿を映してくれるわけです。
もちろん、発達障害のよさも映し出されるのも事実です。
さて、そんなことを言っても、身近かなところで発達障害の友人を作るなど、とても難しいことです。
そんなところで私は、発達障害の当事者グループワークやSST(ソーシャルスキル・トレーニング)への参加を勧めているのです。
たくさんの発達障害の当事者が来ているグループに参加することによって、そこから自分の姿が見えてくることがあるからです。
また、多くの参加者があると、自分と気の合う、また自分と似たような方と出会うことができます。
そこで、発達障害が求めていた、心が許せる友人もできてくると考えています。
ポイントは、自分の姿を映す鏡になる方を見つけ出すところです。
その方法として、当事者グループやSSTに参加するのが早道だと思っています。
さて、グループワークなどで、自分がどのような人間であるのかを気付いていくことにより、自分の意見や自分の考えが出せるようになってくると考えます。
この作業を、自分ひとりでするのはとても難しいです。
まわりにいる発達障害の人に助けてもらいながら、自分を確立していく作業をする。
これが発達障害当事者のグループワークなのです。
「そうなのか。」と思った人は、グループワークへお越しください。
温かくお迎えしたいと思います。
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お知らせ
新年2月より、家族限定ですが大阪で、発達障害家族グループワークが始まります。
大阪の阪急梅田駅の近くの交通便利な会場です。大阪方面の方の家族の参加をお待ちしています。
ホームページが新しくなり、読みやすくなりました。新年以降のいろいろな情報が載っていますので必見です。
kyotoの記事を編者が選りすぐって作った冊子が出来ました。「当事者に向けて」や「家族に向けて」、「生い立ち編」など4冊があります。
この冊子は、グループワーク会場で販売しています。通信販売につきましては、手続き等が整い次第開始いたします。