
今回は素直な心で、私の母に関わる話を記事にします。
私の母は教養もなく無学な人でした。
その母は、私が生まれて直ぐに父が亡くなってから、女手ひとつで私を育ててくれました。
私を育てたと言うのは、ご飯が食べられるように働いてくれたという意味です。
無学な母は、父が亡くなっても手に職もなく、仕方なしにビルの清掃員になって、掃除の仕事をしていました。
私は掃除の仕事などしかできない母親を、いつも軽蔑しているようなところがありました。
ところがよく考えると、母は掃除の仕事をしながら、私を大学まで進学させてくれたのです。
さて、私はなかなか、そのことに気付かなかったのです。
私は、母親のことを無学だと馬鹿にしていたくせに、その母のおかげで自分が一人前になれたことに気付いていなかったのです。
その後、大学を出ても、私はなかなか就職ができなかったのですが、諦めてしまわないで仕事を探しました。
ちゃんとした仕事に就いて、母を喜ばせたかったのです。
そして、勤めるようになってからは、まじめに仕事にがんばっている姿を見せるようにしていました。
その母の最期は、私が看取って冥土へ旅立ちました。
母は、幸せな人生だったと思っているだろうと考えています。
できの悪い一番に心配な息子の私が、母の期待に応えたのですから、嬉しいに決まっているでしょう。
さて、私は掃除の仕事しかできない母親を軽蔑していましたが、軽蔑されるべきが私でありました。
私は、途中でそのことに気付き、自分のためにも母のためにもがんばりました。
発達障害の問題がある私には、ものすごいつらさや苦しみもあったのですが、そこをがんばりぬいた清々しさもあります。
やはり私には、母に喜んでもらえたことが一番嬉しいことでした。
私の母も、大変な人生だったと思うのです。
その母の苦労を無駄にせず、私は母に恩返しできてよかったと思っています。
ランキングに参加しています。クリックでの応援をよろしく。プチっとひと押しお願いします。
→
お知らせ
2月4日(木)・より、家族限定ですが大阪で、発達障害家族グループワークが始まります。
大阪の阪急梅田駅の近くの交通便利な会場です。大阪方面の方の家族の参加をお待ちしています。
ホームページが新しくなり、読みやすくなりました。新年以降のいろいろな情報が載っていますので必見です。
kyotoの記事を編者が選りすぐって作った冊子が出来ました。「当事者に向けて」や「家族に向けて」、「生い立ち編」など4冊があります。
この冊子は、グループワーク会場で販売しています。通信販売につきましては、手続き等が整い次第開始いたします。