NPO京都ハートネット

kyoto: NPO団体 京都ハートネットワーク スーパーバイザー  臨床発達心理士 ・ 上級教育カウンセラー                                                               京都市内で発達障害当事者グループワーク・SST  発達障害家族グループワークで支援をやっています。                                                                                                                         悪意のあるコメントは即刻に削除します。



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発達障害の将来に期待している

author:kyoto2010/02/02 Tuesday

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今回の記事は、私が発達障害の将来に期待しているところの思いを記事にします。

私は、本当に発達障害の方に、期待をしているのです。

そうでなければ、私は自分の休みのほとんどを使ってまで、発達障害の支援などができるはずがありません。

また、可哀想な発達障害を救ってあげようなど、そんなことは思っていません。

発達障害が、自ら立ち上がり、社会をリードする社会になって欲しいのです。

ですから、私が発達障害の支援をすることの私への見返りは、発達障害の方が自立し、社会から認められるところで活躍するようになることなのです。

さて、現在は就職ができなかったり、職場での対人関係がうまくゆかず、そこで苦しんでいるのが発達障害です。

しかし、私は、「発達障害の未来は違うぞ。」と思っているのです。

発達障害は高い能力を持ちながら、それを活かせず、いじめにあったり、のけ者にされたり、そのことから二次障害で苦しんでいる方が多いと思います。

また、自分が発達障害であることに気付かず、特性を理解しないまま定型発達と同じようにやってきて、スキルを獲得できず困っている方が多いと思います。

さて、私は発達障害の高い能力を活かすことで、二次障害を乗り越えられると思っています。

また、自分の発達障害の特性を自覚し、それを補うスキルを獲得することで、困り事を解決していけると思っています。

さて、私のことです。

私も、自分が発達障害である自覚がなく大人になってしまった人間です。

私は子どもの時から、自分の能力にバラつきがあるのが不思議で堪りませんでした。

まわりの人間から、アホだとか馬鹿だとか言われていたのですが、自分の全てのところに能力がないとは、とても思えなかったのです。

小学生の頃は、文字の読み書きができなかったり、計算や図形も分からなかったり、そのような状態でしたが、大きくなってくるとだんだん他の人に追いついてきた経過があるのです。

また、能力も伸びて、部分的にですが、他の子に勝つところもあったりして、自分がアホだと思えなかったのです。

それでも小学校から、まわりにアホだと言われてきていますので、自分の能力が低い場所があるのには気付いていました。

私は、それを自分の努力不足だと捉えて、苦手なところを補おうと努力してきたのです。

だれど、誰に教えてもらうわけでもなく、私は自分の能力に得意と苦手があることに気付いたのです。

それからは、苦手を自分の努力不足だと考えないで、自分の得意なところだけを伸ばすようにしてきました。

この考え方は、正解でした。

当時は発達障害という言葉もなく、私に何の知識もなかったのですが、自分の経験を元にすることで、自分の人生が変わりました。

さて、現在は発達障害の概念もあります。

やはり、私がやってきたところの、得意を伸ばして苦手をあきらめる考え方が大事だとされています。

私は、発達障害の方が、そのことに気付いて得意な所を努力されていくと、かなりの高い能力を発揮されるものと思っています。

私もそうでしたが、自分に能力がないと思い込んでいると、本当は持っている能力まで埋もれてしまいます。

発達障害の方は、自分の能力を信じて得意なところで努力し、社会から認められるような存在になって欲しいと願っています。

その思いのところで、私は発達支援をしているのです。

発達障害の方は苦しさもあるのですが、がんばってくださいね。

私は発達障害の未来と将来を信じて、これからもがんばっていきます。

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お知らせ
2月4日(木)・より、家族限定ですが大阪で、
発達障害家族グループワークが始まります。
大阪の阪急梅田駅の近くの交通便利な会場です。大阪方面の方の家族の参加をお待ちしています。

ホームページが新しくなり、読みやすくなりました。新年以降のいろいろな情報が載っていますので必見です。

kyotoの記事を編者が選りすぐって作った冊子が出来ました。「当事者に向けて」や「家族に向けて」、「生い立ち編」など4冊があります。
この冊子は、グループワーク会場で販売しています。通信販売につきましては、手続き等が整い次第開始いたします。

|http://www.hozugawa.net/kyoto/index.php?e=1536||発達障害|09:37 PM|comments (13)trackback (0)

コメント

kyotoさんから教えて頂いた事の中でも五指に入るほどのインパクトを持つのが、
この得意なところを伸ばすというものです。

苦手なところを補おうとすると、膨大なエネルギーを使う上に、それが出来ないことで自分を責め、
自己否定感が生まれエネルギーが蒸発し、絶対量が減ってしまうからです。

これからも社会で生きる上において不可欠なもの以外は苦手を克服する発想ではなく、
得意を伸ばすを金科玉条にしていきます。

|copain|EMAIL|URL|2010/02/02 11:52 PM|kfD6PFgI|

こんばんは。今回の記事を読んで…私も学生の頃から得意・不得意の差が激しく、めちゃくちゃ「落ちこぼれ」ていました。「発達障害」の言葉がなかった時だったので…「努力や工夫さえすれば何とかやっていけるだろう」「頑張っていたら克服出来るだろう」と思って苦手なところに取り組んだけれど…良い結果が出ず、周囲から「中傷」「非難」される羽目になり…それらも含め色々な出来事が積み重なってしまい…「二次障害」に陥ってしまいました…その原因が「広汎性発達障害」「軽度の知的の遅れ(知的障害)」があるのが判明するまで本当に長かったなぁと思います。もし、自分でおかしい事に気付きながら診察を受けていなかったら…今頃は、むちゃくちゃ「最悪な状態」でいたのではないかと思うだけで…正直ゾッとします。
「障害」があるのが判明してからは「得意なところ」を伸ばす様にしています。前の職場では「これでもか」と言うぐらい酷い目に遭ったけれど…また、おじいちゃんおばあちゃんの介護がしたいと思っているので…ハーロワークには、その様に伝えています(障害者枠です)…時間が掛かっても根気よく「職探し」をするしかないですね。
話は変わりますが、どうしても「不得意な面」を伸ばそうとすると…むちゃくちゃ「エネルギー」が要るし、途中で燃え尽きてしまうけれど…それなら「得意な面」を伸ばした方が「省エネ」だし、精神的にも負担が少なくて済むのかなぁと勝手に思ってしまいました。

|餅|EMAIL|URL|2010/02/03 12:16 AM|hpdrLgHM|

その原因が「広汎性発達障害」「軽度の知的の遅れ(知的障害)」があるのが判明する→その原因が「広汎性発達障害」「軽度の知的の遅れ(知的障害)」と判明するに訂正します。すみませんでした。

|餅|EMAIL|URL|2010/02/03 01:17 AM|hpdrLgHM|

copainさんへ

事務局長から聞きました。
4/16のGWに予約を希望してくださったそうですね。

いつもブログでコメントされているのは見ていました。
お会いできるのを楽しみにしております。

大阪当事者GWも非常に順調に予約が入っています。
ありがたい話です。

|かなと|EMAIL|URL|2010/02/03 05:41 PM|pBqQM9OM|

そうですよね。私のジョブコーチ達も、私の特性や得意を伸ばすような、実習や訓練をしてきてくれて、私の特性や得意をいかせる今の仕事に、導いてくださいました。発達障害者にとって、それが大切で、それを考えながら、いかしばがら
、社会で、活躍する・していく事が大切だと思います。

|トコルナ|EMAIL|URL|2010/02/03 07:58 PM|jWdMBjZ.|

copain様
>これからも社会で生きる上において不可欠なもの以外は苦手を克服する発想ではなく、
得意を伸ばすを金科玉条にしていきます。

私にとっても、この言葉は金科玉条です。
ありがとうございます。

|kyoto|EMAIL|URL|2010/02/03 10:18 PM|tinLQHnE|

餅様
>どうしても「不得意な面」を伸ばそうとすると…むちゃくちゃ「エネルギー」が要るし、途中で燃え尽きてしまうけれど…それなら「得意な面」を伸ばした方が「省エネ」だし、精神的にも負担が少なくて済むのかなぁと勝手に思ってしまいました。

その通りなのです。
負担がグーンと少ないのです。
また、結果も短時間ではっきり見えます。

ありがとうございます。

|kyoto|EMAIL|URL|2010/02/03 10:20 PM|tinLQHnE|

トコルナ様
>それが大切で、それを考えながら、いかしながら
、社会で、活躍する・していく事が大切だと思います。

トコルナさんも、その位置に近い存在であるでしょうね。
活躍に、期待しています。
ありがとうございます。

|kyoto|EMAIL|URL|2010/02/03 10:22 PM|tinLQHnE|

かなとさんへ

やはり関西まで出向くので、もっと時間を有効活用できればとの思いは正直ありました。

このたび、その希望が実現できそうで、とても嬉しく思うと共に、
日程の調節やその他諸々で御配慮を頂いた方々には、とてもありがたいと思っています。

かなとさんと再びお会いできるのもとても楽しみです。

|copain|EMAIL|URL|2010/02/03 11:36 PM|kfD6PFgI|

先日も書きましたが
発達の人は定型の人と発達の部分が異なるのであって、決して定型の人より劣ってはいないと思います。
(発達の部分=思考回路、学んでいく手順の事)

kyotoさんもコメントの返信で言っていましたが発達の人は
「得意なところとして発達する部分が違う」のであって、決して能力が低いわけではないと思います。

発達の人は、その道のエキスパートになった時、ものすごく高い技術や能力を発揮します。

もともと持っている能力はすごいです。

発達の方が得意な所を努力すれば、高い能力が発揮できると思います。

ところが「自分は何をやってもダメだ」と思い込んでいると、出来る事も出来なくなってしまいます。

誰にでもいい所はあります。それは必ずあります。

どうか自分の存在を認めてほしいです。

自分で自分を許し、自分を信じてあげてほしいです。
そうすれば自己肯定になり、長所(得意な事)を伸ばす事になると思います。

あとは世の中が成熟する事を祈るばかりです。

|いし|EMAIL|URL|2010/02/04 10:10 AM|aT9TyhHM|

いし様
>発達の人は定型の人と発達の部分が異なるのであって、決して定型の人より劣ってはいないと思います。

私は、その通りだと思って、自分でも実行しています。
傲慢になってはいけませんが、そこらの定型に絶対負けないものがあると思っています。

ありがとうございます。

|kyoto|EMAIL|URL|2010/02/04 10:18 PM|tinLQHnE|

はっちさんに翻訳してもらった、「All Cats have asperger syndrome」の最後の一節が今、心に響いています。

「アスペルガーの子供は、他の子どもと、まったくかわらないのです

彼には、愛される事、勇気付けられる事、時折少しのアドバイス、

そして、彼の居場所が必要なのです

そして、彼が、ユニークで個性あふれた大人になるのを、

ゆっくり見守ってあげましょう」

|かなと|EMAIL|URL|2010/02/05 03:24 PM|pBqQM9OM|

かなと様
>アスペルガーの子供は、他の子どもと、まったくかわらないのです

アスペルガーも、他の子どもたちと同じです。
ただ、配慮が必要だと言うことだけですね。

ありがとうございます。

|kyoto|EMAIL|URL|2010/02/06 12:28 AM|tinLQHnE|

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