NPO京都ハートネット

kyoto: NPO団体 京都ハートネットワーク スーパーバイザー  臨床発達心理士 ・ 上級教育カウンセラー                                                               京都市内で発達障害当事者グループワーク・SST  発達障害家族グループワークで支援をやっています。                                                                                                                         悪意のあるコメントは即刻に削除します。



>にほんブログ村 メンタルヘルスブログ カウンセラーブログランキング にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アスペルガー症候群へ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ

親の後ろ姿を見て育つ~発達障害の子どもの成長

author:kyoto2010/02/05 Friday

カウンセラーブログランキング
私は発達障害当事者、親、支援者の3つの面を持っています。

そこで、ブログの記事も、この3つの立場から、それぞれ書いています。

今回は、私が支援者の立場で思っていることからの記事です。

親にとっては耳の痛い話になるかも知れません。

でも、しっかりと話を受け止めて欲しいと思います。

さて、発達障害の子どもの成長について、私が感じているところを記事にします。

もう、何年も前に亡くなりましたが、私の母親は無教養で何にも取り柄のないような人でした。

でも、私が生まれて直ぐに父親が死んで、その後、女でひとつで子どもを育てるたくましい人でありました。

どうやら私は、そのたくましさを、母親の後姿から学習しているようです。

そのことを、私は大人になってから気付いたのですが、ありがたいと母に感謝しています。

私が発達障害で苦しみながらも、困難の中でもがんばり続けることができるのは、母親譲りのたくましさがあったからだと思うのです。

これは、知らず知らずの間に、母の後姿から学習したものであると思っています。

さて、発達障害の子どもを持つ親の中には、自分の子どものことを、「あれもできない。こんなこともできない。」とぼろ糞に言う方がいます。

そんな心ない親の言葉を聞いていて、私は悲しくなってしまうことがあります。

発達障害は障害であるので、いくらがんばってもできないことがあるのです。

その発達障害の子どもに、親は小さい時からどれだけ成長発達が進むように努力してきたのか、ここを問いたい気持ちになります。

もし、発達障害であるのにもかかわらず、普通(定型)の子どもとして育てたのなら、できないことがたくさんあっても、それは仕方がありません。

それなら、責任を問うならば、「しっかり子どもに合わせた育て方をしなかった」親の責任ではないかと言いたくなります。

発達障害であっても、子どもに合わせた育て方をすると、成長発達はずいぶん違うのです。

早期発見・早期療育と言われるのは、成長発達が違ってくるからです。

問われるのは、「できないように育ててしまった親の責任」です。

子どもの発達障害に、配慮をしなかった親の責任です。

こんなこと、私は未だ1回も親に言ったことがありませんが……。

でも、あんまり子どものことをぼろ糞に言う親を見ると、我慢できずに言いたくなってくるのです。

さて、そんなこところで、親は子どものことをぼろ糞に言うのはやめてくださいね。

子どもは、発達障害であっても親の後姿を見て育ちます。

そのことに気付いておられるでしょうか。

さて、発達障害も大人になって、いずれ結婚をして子どもが生まれ、親になります。

発達障害が親になった時、自分の子どもに、貧乏でも苦難に負けず堂々と生きていく姿を見せてやって欲しいものです。

それができていたら、子どもも、自分の人生を精一杯生きていく人間に育つはずです。

大事なのは、人としての生き方でないでしょうか。

さて、私は立派な親だとは思っていません。

でも、少なくても息子が、私程度にはなれると思っています。

私は、子どもに恥じない生き方をやってきた自負があるからです。

さて、発達障害の子どもを、悪く言うようなことはやめて欲しいと願って、今回の記事を書きました。

子どもは親の後姿を見て育ちます。

発達障害の子どもにとって大事なのは、世間に恥じない親の生き様でないでしょうか。

親には、そこを大切にして欲しいと思います。

ランキングに参加しています。クリックでの応援をよろしく。プチっとひと押しお願いします。
ブログランキング・にほんブログ村へ 

お知らせ
2月4日(木)・より、家族限定ですが大阪で、
発達障害家族グループワークが始まります。
大阪の阪急梅田駅の近くの交通便利な会場です。大阪方面の方の家族の参加をお待ちしています。

ホームページが新しくなり、読みやすくなりました。新年以降のいろいろな情報が載っていますので必見です。

kyotoの記事を編者が選りすぐって作った冊子が出来ました。「当事者に向けて」や「家族に向けて」、「生い立ち編」など4冊があります。
この冊子は、グループワーク会場で販売しています。通信販売につきましては、手続き等が整い次第開始いたします。

|http://www.hozugawa.net/kyoto/index.php?e=1539||発達障害|11:20 PM|comments (9)trackback (0)

コメント

おっしゃる通りだと思います。
早期の療育がもたらす効果は大きいはずです。
親の力だけでは不足ですが、親次第で子どもの成長を助けることができると思います。
告知を受けた親がショックを受けるのはわかります。
でも、子どもを否定したら子どもがかわいそうです。
子どもを否定して暮らすことは親自身も否定するに等しいということではないでしょうか。
病気ではないから治療して治ることはない。でも、病気ではないんだから、工夫してよりよく生活していくことが可能です。
子どもの未来のために、親はがんばらないと!

|たむ|EMAIL|URL|2010/02/06 05:28 PM|p/mR5JfA|

こんばんは。今回の記事を読んで…物事に関して「出来て当たり前」「頑張って当たり前」「努力して当たり前」「知っていて当たり前」の言葉をどうしても使いがちだと思います…私自身、子供の頃は「定型発達」として育って来たので…両親や周囲からは、それらの言葉を言われたり聞かされたりしてきました。しかし、「当たり前」の言葉…一つ間違えると「上から目線」になりますね…一体、何を「基準」にして使っているのでしょうか?あくまでも私個人の意見だけれど…発達障害を持つ子供のみならず大人に対しても、その言葉を使うべきではないと思っています。
たとえ、物事が上手く出来なくても『よく出来たね』『よく頑張ったね』との言葉を掛けて欲しいなぁと思います。その考えは「甘い」と叱られそうだけれど…「否定的な言葉」よりも「肯定的な言葉」の方が「成長発達」しそうな気がします。

|餅|EMAIL|URL|2010/02/07 12:18 AM|hpdrLgHM|

発達障害者なのかどうかわからない、グレーゾーンな立場な私の意見なので、あまり説得力はないのですが、家庭内の環境次第で、子供は自分の欠点を受け入れながらも、伸び伸び育つか、卑屈に育つかが決まってくる、それだけは間違いないと言い切れます。

卑屈になった大人になってしまうと、ことあるごとに、自分虐めをひたすらしてしまったり、もしくは、過去のトラウマをほじくり返しては、誰かのせいにすることで、心の拠り所を探すといった、悲しい行為にはしってしまうことは、自分の経験からもイヤというほど骨身にしみております。

家庭、学校、職場、政治家、日本の社会全体が、どうでもいい細かい粗探しをすることで、他者の弱点探しをして、自分自身の自己顕示欲のために優位にもっていく風潮、本当になんとかならないものかと、心底思います。

まずは、やってみることに意味があるし、大枠さえ決まっていれば、やり方なんて、マニュアルや型にはめるのではなく、まずは最後まで自分で考えてやらせるてみて、最後まできちんと見届けることが肝心かなと思うのです。
遠回りしたっていい、段取りが悪くったっていい、本人のヤル気や努力、試行錯誤することで得られるアイデアといったものが養われると思うのです。
この言葉は、自分自身に言い聞かせてるのもあるのですけどね。

親自身も不完全なことを受け入れて、子供と一緒になって、子育てを通して、お互いに成長していける親子関係が理想なのかもしれませんね。
といって、子供の言いなりになっているような、全く怒れない親も、それはそれで問題だったりしますが・・・。
人間は感情の産物ともいわれてますから、正論通りなかなかいかないことも多々あるとは思いますが、お子さんの明るい将来のためにも、紆余曲折でもいいので、なんとか乗り越えて欲しいと切に思います。

|yo*ko|EMAIL|URL|2010/02/07 05:47 PM|cG0yzV7U|

たむ様
>子どもを否定して暮らすことは親自身も否定するに等しいということではないでしょうか。

私も、そう思います。
子どもも親自身も、両方を否定している状態ですね。

子どもの成長を喜び、肯定するようになって欲しいと願っています。

ありがとうございます。

|kyoto|EMAIL|URL|2010/02/07 09:49 PM|tinLQHnE|

餅様
>その考えは「甘い」と叱られそうだけれど…「否定的な言葉」よりも「肯定的な言葉」の方が「成長発達」しそうな気がします。

私は甘いと思いません。
スモールステップで、肯定され、少しずつ成長していく方法が発達障害には合っています。

ありがとうございます。

|kyoto|EMAIL|URL|2010/02/07 09:52 PM|tinLQHnE|

yo*ko様
>家庭、学校、職場、政治家、日本の社会全体が、どうでもいい細かい粗探しをすることで、他者の弱点探しをして、自分自身の自己顕示欲のために優位にもっていく風潮、本当になんとかならないものかと、心底思います。

私も、粗探しの風潮に嫌な感じを持っています。
ほめて育てることを大事にする世の中になって欲しいですね。

ありっがとうございます。

|kyoto|EMAIL|URL|2010/02/07 09:54 PM|tinLQHnE|

もっと世の中がそれぞれの「いいところ」を見るようになってほしいものです。
出来ないことを数えるのではなく、これができる、あれもできる、とささやかなことでも、いい部分を認め伸ばす教育の方がいいと思います。

と、わかってはいるのですが、実践は難しいです。
子供のことをよく見れば見るほど、どうしても欠点が目についてしまいます。
言ってしまった分は取り戻せないのですが、そのぶん、いいところは2倍3倍にして言うように心がけています。

|はらぺこるい|EMAIL|URL|2010/02/08 12:38 PM|eTQQxNdo|

はらぺこるいさん

大阪GWの件で、「お疲れ様」と言っていただいてありがとうございました。

いつも「るいさん」の記事も読ませていただいてますよ。るいさんみたいに、子どもの事が分かればいいなぁと、うらやましいです。

>わかってはいるのですが、実践は難しいです。
>言ってしまった分は取り戻せないのですが、そのぶん、いいところは2倍3倍にして言うように心がけています。

そうですよねぇ。ついつい・・・ってのがねぇ。

親も感情のある生き物ですからね。心がけてはいても、何かの拍子にねぇ。

 でもぼくもその後に、ハグしたり、寝る時ふとんでじゃれたりして、「君の事こんなに愛してるよ」って、伝えたいと思っています。

ほんとなかなかうまくはいかないもんです。

|かなと|EMAIL|URL|2010/02/08 08:21 PM|eXQZ36Fg|

はらぺこるい様
>子供のことをよく見れば見るほど、どうしても欠点が目についてしまいます。
言ってしまった分は取り戻せないのですが、そのぶん、いいところは2倍3倍にして言うように心がけています。

欠点は、目だって見えるものです。

ですが、ちゃんとよいところも見えていたら、問題がありません。
欠点だけしか見えないところに問題があると思っています。

ありがとうございます。

|kyoto|EMAIL|URL|2010/02/08 11:12 PM|tinLQHnE|

コメントする









この記事のトラックバックURL

http://www.hozugawa.net/kyoto/tb.php/1539

トラックバック

<<次の記事 前の記事>>

▲PageTop

Calendar

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30   

<<前月 2010年09月 次月>>

Comments

Link

Profile

LogIn

ゲストモード

UserID:
PassWord:

Admin

AdminID:
PassWord:

Powered By

RSS

Designed by Loco-net.org
Copyright © NPO京都ハートネット::親の後ろ姿を見て育つ~発達障害の子どもの成長 All Rights Reserved.