
今回は、発達障害の活かし方について記事を書きます。
得意なところを伸ばすのが一番なのは確かだと思っても、自分にとって、それが何か分からないという人が多いですね。
さて、私の息子のことです。
息子は現在、京都の国立大学大学院理学部化学科に入学するために、必死で試験勉強をやっています。
この春、大学4回生になり、今年の秋に入試があるのです。
大学の成績は満点をいくつも取る実力がありますので、合格するだろうと先生から言われています。
私も、きっと合格するのではないかと思っています。
息子は中学校の時に、教師から拒否されて、学校の倉庫のような部屋に1人で入れられていて、2年間も授業を受けていません。
ひどい目にあっているのです。アスペルガーは生意気だから、教師から嫌われるところがあるのです。
ところが、アスペルガーの能力は抜群のところがあって、あっという間に遅れを取り戻してしまいました。
そして、現在では大学でトップクラスにいるのです。将来は、化学の研究者を目指しているのです。
息子は小学校の頃から、博士とあだ名されて言われていました。典型的なアスペルガーなのです。
それで先生から、「そんな自分の好きなことだけの勉強でなく、もっと社会常識など大事な勉強をしなくては駄目だ。」と言われていました。
私は、いつも先生から否定的に言われている息子が可哀想で、「好きで得意なところをがんばったらよい。」と言ってきました。
アスペルガーは無器用で、苦手なことがいっぱいあります。
そんな息子から、好きで得意なことを失くしてしまえば、何もよいところがないような人間になってしまいます。
ですから、私は息子の自尊感情を大事にして、得意なところが伸びていくように応援していったのです。
息子にとって理科の科目は大好きです。植物に動物、天体、化学や電気など、独学でどんどん勉強していきました。
さて、父親である私のことです。
私は息子と同じく、物理や化学、電気などが子どもの時から好きです。
でも、私がもっと得意なのは、感覚を使うことなのです。
発達障害は感覚過敏の障害ですから、これをうまく使うと、ものすごい能力になるのです。
そのことに気付いた私は、「カウンセリングなど1対1の関係の中では話を聞き漏らさない」能力として活かしています。
断っておきますが、私も、そのことに気付くまでは人の話を聞くなんて、まったく苦手なことだったのです。
ところが、カウンセラーとしての訓練を受けているうちに、私には他の人にない感覚の能力があることが分かったのです。
長い間、自分が思っていたのとまったく逆でした。おもしろいものです。
さて、私の感覚の部分が得意なものになっている話ですが、これってアスペルガーなどの発達障害のほとんどの方が持っている能力でありませんか。
だから、これは私だけのものでないはずだと思っています。息子の能力のことだって、アスペルガーに共通するものだと思っています。
さて、今回のテーマは否定を肯定に変えていくことを書いています。
発達障害は、どうしても否定的な経験ばかりをしていると思うのです。私も、そうなのです。
でも、得意なところを伸ばす発想で、乗り越えていけるものがあると思うのです。
さて、人間は否定的に考えると否定的な人生になり、肯定的に考えると肯定的な人生になるようなところがあると思っています。
どんなに苦しくても、肯定的な考え方で進んでいくことが、発達障害を活かして発達障害の得意なところを伸ばしていくと考えます。
現実には、私も迷ったり悩んだりをしてきていますが、自分を信じて、息子を信じてやっていくしかありませんでした。
だから、私のところだけが特別なのだみたいな発想はしないで下さいね。私も必死でやってきたのですからね。
さて、やはり発達障害を肯定して、よりよく生きることを大事にするのが一番だと思っています。
自分のことで悩んでいる人、子どものことで困っておられる人に言いたいのですが、人生は1度きりしかありません。
そこで、同じ生きるのなら、肯定的な人生を送るような考え方をしたいものだと思っています。
発達障害の人生を肯定していきましょうよ。
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お知らせ
講演会 テーマ「発達障害 就労支援の現場から」
不景気の中、なかなか叶わない就労問題に悩む「発達障害の当事者」と、その「家族・支援者」におすすめの講演会です。発達障害の就労状況報告。就労成功や定着への秘訣などについて、お話します。
後 援 京都市・京田辺市・京都新聞社・京都新聞社会福祉事業団
演題 講師 吉田 篤司氏、雇用能力開発機構 係長、『発達障害 就労支援の現場から』
河原 和美氏、臨床発達心理士、『発達障害 当事者グループワークからの報告』
詳しくは、http://www.kh-n.org/list.html#ho
3月の「発達障害当事者グループワーク」は、3月13日(土)午後1時~5時
京都テルサ東館 A会議室で行います。
参加は当事者に限りますが、障害の診断の有無は問いません。
2月から、家族限定ですが大阪で、
発達障害家族グループワークが始まりました。
大阪の阪急梅田駅の近くの交通便利な会場です。大阪方面の方の家族の参加をお待ちしています。
また、
大阪では、4月より発達障害当事者グループがスタートします。大阪会場は、参加に予約が必要です。よろしくお願いします。
ホームページが新しくなり、読みやすくなりました。様々な情報が載っていますので必見です。
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