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kyoto: NPO団体 京都ハートネットワーク スーパーバイザー  臨床発達心理士 ・ 上級教育カウンセラー                                                               京都市内で発達障害当事者グループワーク・SST  発達障害家族グループワークで支援をやっています。                                                                                                                         悪意のあるコメントは即刻に削除します。



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睡眠障害~昼夜が逆転してしまう

author:kyoto2008/07/27 Sunday

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発達障害の症状として、睡眠障害のある人がいます。夜になかなか眠れないのですね。それで、朝に起きるのがしんどいのです。

私の知っている人にも、睡眠障害で困っている子どもや若者がいます。

今回の記事は睡眠障害をテーマにして、私の経験を少し書きたいと思います。

さて、私は普通の人のように、夜に眠れないところがしんどかったです。

子どもの時は、さほど夜に眠れないとか感じなかったのですが、だんだんと大人になっていくうちに眠れなくなってきました。

大学に入学する頃には、ストレスで円形脱毛症や夢遊病、パニック障害など、神経性と思われる身体症状と共に、睡眠障害が出ていました。

私は自分のことを神経過敏だと思っていました。また、医者にも私が神経質過ぎると言われていました。要するに、心の持ち方の問題であると思われてていたのです。

それで、医者の言うように、神経質にならなぬように気をつけることができたらよいのですが、そんなことは簡単にできることでありません。

大学の時、私がよく思っていたことは、「朝に起きられないので、自分に会社勤めは無理でないか。」ということでした。

夜明け近くの薄明るい朝方にならないと眠れないので、朝が起きられないのです。

べつに私はテレビを観たりゲームをしたりして、眠ってないわけでないのです。神経過敏で、夜に布団に入るといろいろなことが脳裏に浮かんで眠れないのです。

それで、ようやく眠たくなるのが朝方ということになってしまっていたのです。

自分でも、何とかしなければならないと思いながらも、これが常態化していました。

それで、何とか夜に眠れるように、睡眠薬を飲んだり、お酒を飲んだりしましたが、よい結果にはなりませんでした。

大学卒業後は、朝に起きられないからと言って、仕事に就かないわけにもいかないので何とか就職をしました。

でも、睡眠障害や神経症状が治っているわけではないので、無理して仕事へ行っても1日中しんどいのです。

そんなことで、仕事も長続きせず、職場を転々としていました。

その後、私に「がんばったところ」があるのです。

人と会ったら挨拶をしたり、何かをしてもらったらお礼を言ったり、失敗したら謝ったり、そのような対人関係のところで、他者と仲よくできるようにがんばったのです。

長い年月が必要でしたが対人関係がうまくいくようになり、心が落ち着いてきて、ゆっくり眠れる夜が多くなってきました。それで、睡眠薬もお酒も不要になりました。

今でも、月に1度ぐらいは、目がさえて眠れない夜もあるのです。そんな時は、昼間の仕事がしんどくてたまりませんね。

さて、睡眠障害で困っている人のことを聴くと、私自身の苦しかったことを思い出します。

当事者は本当につらいと思いますが、これに絶望するのではなく、未来に夢や希望をもって進んで行って欲しいと思っています。

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|http://www.hozugawa.net/kyoto/index.php?e=994||広汎性発達障害|06:58 PM|comments (4)trackback (0)

コメント

はじめまして、kyoto様

今までロムさせていただいておりました。初めてコメントさせていただきます。
私もAS(アスペルガー障害)の当事者で、(個人的には)かなりやっかいな睡眠障害に陥った経験があります。
当時はこんな風にネットも発達しておらず、自分がASであることも知らず、一人で苦闘しておりました。

>でも、睡眠障害や神経症状が治っているわけではないので、無理して仕事へ行っても1日中しんどいのです。そんなことで、仕事も長続きせず、職場を転々としていました。

ああ、ああ、このくだりはすごくよく分かります。まるで私です。私そのものです。今でもときどきそうなります。職場も何度かかわりました。

私には精神科や神経内科の処方してくれる睡眠薬がどれも重すぎて(ハルシオンでさえ)、医師が首を傾げていました。(ASには神経系の薬が効きすぎる、という情報もありますね。)その後、もっと軽いマイスリーというお薬が発売になり、だいぶ助かりましたが、今ではメラトニン(自然の睡眠ホルモンと全く同じ)の服用で落ち着いてます。このことは情報としてこちらに寄せさせていただこうと思いました。もしよろしければお役立てください。

ただし、睡眠がずれるときは、その大もとにある自律神経が狂っているようで、睡眠がとれても昼間のしんどさがなくなる訳ではありません。(軽くなる、くらいです。)睡眠はとにかくとって、社会生活をかろうじて維持して、調子の悪い期間をしのぐ、という感じになります。


>その後、私に「がんばったところ」があるのです。
人と会ったら挨拶をしたり、何かをしてもらったらお礼を言ったり、失敗したら謝ったり、そのような対人関係のところで、他者と仲よくできるようにがんばったのです。

この件、たいへん参考になります。私もASと分かってからは意図的に心がけていますが、めげずに根気よく、さらにがんばっていこうと思います。

>長い年月が必要でしたが対人関係がうまくいくようになり、心が落ち着いてきて、ゆっくり眠れる夜が多くなってきました。それで、睡眠薬もお酒も不要になりました。

たいへん励まされるお話です。実は今、職場で少々つらい立場にいるのですが、諦めないで、粘り強く人と関わっていこうと思います。(ASのカミングアウトはしていません。)ASのせいか、「人(=定型の人)が怖い」と感じることが多いのですが、その恐怖感に負けていては、この先仕事どころではないのですよね。

kyoto様の実体験ならではの実感のこもったお話をうかがって、たいへん励まされました。貴重なご経験を話してくださって本当にありがとうございます。またときどきこちらのブログにも寄らせてください。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

|アリエル|EMAIL|URL|2008/07/28 09:51 AM|PLjKYeTY|

アリエル様
はじめまして。
コメントをありがとうございます。

私は、この記事をある高校生が読んでくれたら嬉しいと思って書きました。

睡眠障害は、私にとって大きな課題で、まだ整理ができていない部分であったのです。
これまで800以上の記事をブログに書いてきていますが、睡眠障害をテーマにしたのは初めてです。
それだけ私にとって重い内容なのです。

でも、自分をありのままに表現すればよいと思って書きました。

当事者は、睡眠障害の複雑なカラクリや、表面上に性格がだらしなく見えるところなど、他者に分かってもらえないという思いが強いと考えます。
そこで、少しでも気持ちが楽になれる人がいたら嬉しいと思います。

アリエルさんも、睡眠障害に負けてしまわないでがんばっていると知って、そこは何よりもありがたいと思いました。

発達障害は、いろいろな要素があって、自分でもよく分からないところがあったりします。
まして、他人ならもっと複雑奇怪に見えることだろうと推測します。
でも、現実に生きて行かなければならないので、がんばるしかないですね。
私も人が怖いのですが、仲よくしていくという手段が、一番平和で建設的だと思っています。

貴重なお薬に関する情報も、ありがとうございます。
またお越しくださいね。

|kyoto|EMAIL|URL|2008/07/28 11:27 AM|tinLQHnE|

kyoto様
 先日はお世話になりました。 又、睡眠障害についての貴重な体験を話していただき、ありがとうございました。こちらのブログを見るよう勧めてみます。
 私にも、AS傾向があるように思っていますが、

>人と会ったら挨拶をしたり、何かをしてもらったらお礼を言ったり、失敗したら謝ったり、そのような対人関係のところで、他者と仲よくできるようにがんばったのです。

 自分も子供の頃から,しなければならないこととして、そのように心がけていたように思います。人と仲良くできるように、いつも笑顔を浮かべて人に合わせるようにしていました。
 
 これからも、よろしくお願いいたします。

|yusu|EMAIL|URL|2008/07/28 10:45 PM|ughUkEuk|

yusu様
息子さんを応援しています。
睡眠障害は、なかなか難しいところがあるのですが、全く治らないわけでありません。

将来に夢や希望をもって、自分なりのペースで生活ができるようになると、ずいぶんよくなるものです。

大事なものは、親の愛情だと思います。
また、それに応える息子さんの愛情だと思うのです。

今のことをよい機会にして、親子の絆を深めて頂けたら嬉しいです。
焦ってはいけませんので、ぼちぼちやっていきましょうか。

コメントをありがとうございます。

|kyoto|EMAIL|URL|2008/07/28 11:00 PM|tinLQHnE|

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